「産後は骨盤が歪むんです」で見落とされること。
出産したら骨盤が開く、歪む。
骨盤が開いたり歪んだりして、腰が痛くなる・股関節が痛くなる・膝が痛くなる。
そう言っちゃうと話しは早いんですが。。。
そう言ってしまうと、見落とされることがあるんです。
それは、陣痛、出産の大変さ。
何時間、何十時間、日をまたぐ陣痛。
分娩台に乗ってからの痛み。
その疲労も抜けないうちからの、夜3時間毎の授乳とか。
寝てる間は、体温も下がるし血流も活発ではないし動いてないので筋肉も固くなりがちです。
赤ちゃんが泣いたらパッと起きてベビーベッドから抱き上げて、あぐらをくんで授乳して、寝てくれたらまた立ち上がってベビーベッドに抱き降ろす。
「そういうことから」産後の腰痛や股関節痛や膝痛は起こってきます。
出産したから骨盤が歪んで腰痛になる、というのではなくて。
大変なことを乗り越え、大変な生活をしてるから、腰や足が痛くなるんです。
もし、骨盤が歪んで腰が痛くなるんであれば、「骨盤矯正で歪みがなくなれば、腰痛は一回で解消されてるはず」です。
骨盤矯正一回で腰痛がなくならないのだとしたら、骨盤が歪んでなかった可能性もあるんじゃないでしょうか?
「そういうことから」腰が痛くなりするのであれば、整体師がまずするべきは、ママさんの身体を優しくいたわってあげるべきだと思うんです。
バキバキの矯正ではなくて。
かいつう館がバキバキ矯正しないのは、「ほんとに歪んでるの?」という疑問と「そういうことから」整体を組み立てていこうと思っているからなんです(^^)