施術の終わりに「足は組まないほうがいいんですよね？」という質問をされました。

足を組むことをオススメはしません。しませんが、ついつい足を組んでしまう、気が付けば足を組んでいた、ということであれば・・・

足を組まない努力はそれほど意味がないかもしれません。

なぜかというと、足を組むことを身体が求めているからです。足を組む人は、それが楽なんです。よね？

足を組んでいる人がそれを意志の力で止めると、どこかが緊張してくるのがわかると思います。

身体はそのことがわかってて、足を組んで緊張や違和感を緩めようとしてくれている。

たとえば、下痢をしているときは背中が丸くなってきます。そうすると、お腹の痛みが少し緩和するからです。

でも、猫背は「いけないこと」ですよね？だから、お腹が痛くても意思の力で背中を伸ばし続ける・・・

その努力はそれほど意味がないと思えませんか？

足を組むのは骨盤が歪んでいるからだ、という説もあります。これも考えようによっては、

先に痛み・違和感・緊張があって、それを緩和するために足を組むとみなすこともできるんです。

骨盤が歪むから足を組むのではなくて、

痛みを緩和するために足を組む。

なぜかというと、身体は決して「辛いほうには歪まない」からです。

足を組むことイコール身体を楽にすることができる。だから、足を組む。

では、どうすればいいのかというと・・・

「足を組むと楽になる」その大元の痛み・違和感・緊張をとってあげることなんです。

骨盤の歪みをとるのではなく、痛みや違和感をとりのぞく。

そうするとどうなるかというと、

・そもそも緩和しなければならない痛み・違和感がないので、足を組もうと思わない

・足を組んでもなにも楽に感じない

・むしろ、足を組むほうが身体が緊張してくるため、自然と足を組むのをやめる。

ためしに施術のあとに足を組んでもらうと

「あれ、組むほうがしんどい」

「どうやって足を組むんだっけ」

という声があがります。

骨盤矯正をせずに、です。

足を組むのは骨盤が歪んでるからじゃないだろうか、なんとかして止めたい・・・

もし足を組むクセでお悩みであったり骨盤の歪みが気になって仕方がない方はお気軽にお問い合わせくださいね(^-^)

06-4962-3487

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